タダゲーをもらってばかりのエピックにちょっと課金してやろうかなと、前から気になっていたシヴィライゼーションのDLCを買ってみた。Civは拡張パックが出てから本番と聞いていたからだ。大型DLCが2つ入ったデラックスだかプラチナパックだかを購入してしばらく遊んでみた。
大きな追加要素として天候・天災システムと都市の忠誠度システムが追加されている。天災はその名の通り川の氾濫や火山の噴火などでイベントが起こると被害にあったマス目の施設が壊れてしまうというもので、都市の忠誠度が下がると反乱を起こされてしまうというものだ。天災が起こりそうな場所から離れて都市を作る、もしくは川の氾濫に備えたダムを建設する、都市の忠誠度をコントロールする等プレイヤーが気にする必要がある。ただし天災に関しては単なるお邪魔要素に過ぎないように感じたかな。
忠誠度システムだが元の文明への帰属意識が高いため、自分で設立した都市は敵に囲まれた飛び地でなければ基本的に忠誠度マックスになってしまうので反乱に怯えることがない。占領する際は逆に元の文明へ戻ろうと忠誠度が下がるのだが、提督を置くことでほとんど解決できてしまう。また都市の寝返りは元の文明→中立の都市→自分の文明と間に一つ挟むためテンポが悪く、普通に占領したほうが手っ取り早くないかという印象が強かった。占領しても維持できない場合は一度都市を取り壊して新たに開拓者を送り込んでいたが。
スパイを送り込むことでガシガシ寝返ったり、宗教的圧力をかけることができたり、はたまた軍事的圧力をかける事ができればもっと活きるシステムなのではと感じた。
敵AIは若干賢くなっており、やりようによってはきちんと同盟を組めたりする。前回遊んだときは結局全員と敵同士になってしまう状況だったのでこれは改善点かな。ただAI自身はあまり賢くないようで戦争中なのに積極的に攻めてこず、一度も会戦することなく和平を申し出てきたりしていた。
初期の国力が最後まで響くシステムはそのままで、産業革命あたりの時代になると勝ち組負け組にはっきり別れてしまうし、後半独力で巻き返すのは難しいように感じる。終盤になってくると作業に近くなってしまうのは以前と変わらずであった。1手のミスで盤面がひっくり返るということがないのでひたすら目指す勝利条件に向けての作業が続くのは億劫である。
なので序盤はとにかく拡張に励んで都市防衛が強くなる前に近隣の文明を併合しつつどの勝利条件を狙うか考えていくのが鉄板だろうか。なんにせよ都市と人口は多いほうがいい。