Realforceを気にしたまま年を越してしばらくしていたらテンキーレスが発売されたので1ヶ月くらい前に衝動買いしてしまった。
東プレ REALFORCE SA R2 テンキーレス 静音/APC機能付き 日本語 静電容量無接点方式 USB 荷重30g 昇華印刷(墨) かな表記なし ブラック R2TLSA-JP3-BK
- 出版社/メーカー: 東プレ
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: Personal Computers
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荷重が一番軽いものを選ぶと最上位機種になってしまうので上のやつを選択。アイボリーとブラックのどちらにするか悩んだのだけれど、アイボリーは業務用っぽいし、かな文字いらんわなとブラックにした。
テンキーレスはテンキーがない代わりにテーブルの専有面積が少なくなってマウスからの手の移動距離が短くなるので良いとのことなのだが、正直実感できていない。むしろテンキーがないことの不便さのほうが大きいかな。仕事以外でも意外と数字を打つ機会が多いのは想定外だった。
評判になるだけあって安物キーボードとは打ちやすさが全然違う。押下荷重が少ないので指にかかる力が段違いだ。ところがキー荷重が軽いので勢いよく指を基盤にたたきつけてしまうのだ。その衝撃が指にかかるので指の骨が痛くなってしまう。
いわゆる底打ちという打ち方になってしまっているのが原因なのだが、それを防ぐには撫で打ちなどと呼ばれるキーを底まで打ち付けない打ち方をマスターしなければならないのだ。カチャカチャカチャターンッと気持ちよく打ち付けるのは厳禁なのだ。
とは言え長年染み付いた指の動きを矯正するのは容易ではない。そこで付属のキースペーサーを使ってみることにした。APC機能付きのみ付属するスペーサーはウレタンスポンジのようなシートでできており、これを基盤とキートップの間に挟み込むことによってキーの沈みを少なくすることができるという目的のものだ。本来はタイピングスピードアップのために使用するものだそうな。
材質がスポンジなのだから衝撃を吸収してくれないかと期待して使ってみたところ、狙い通り指にかかる衝撃は少なくなった。後はキースペーサーがもっとつけやすければ良いのだが。
ネットで言われているほど打ちやすくはないなと思ってしまうのはやはり底打ち問題が大きい。撫で打ちをマスターすれば軽いフェザータッチが使いやすくなるのだろうけれど、それをマスターするのは難しいような。私としてはもっと反発が強いほうが良かったのかもしれないね。