フランスのホラー映画、「顔のない眼」を見た。
顔の皮膚を失う怪我をした娘の移植手術のために、医者の父親が誘拐した若い女の顔の皮膚を剥いでいくというお話。
半世紀も前の作品にしてはなかなか頑張った特撮で、誘拐した女の顔の皮を剥ぐシーンは過激すぎて見るのが辛い。
ただそれ以上に恐ろしかったのが、このマッドなおとっつぁんが皮を剥いだ女を殺しきれなくて監禁している場面。
目が覚めたら顔の皮膚がなくなっていて包帯ぐるぐる巻な被害者の女の気持ちを考えると、いっそ手術中に殺してあげたほうがなんて思ってしまうわけで……
結局この被害者は死んじゃうんだけどね。自殺か事故かはっきりしないけど自殺なんじゃないかな。
顔を失った娘役のエディット・スコブは可憐な女優で、作中ほとんどの場面で佐清マスクをつけてるにも関わらずとても綺麗なんですね。
顔剥ぎのシーンと合わせてエディット・スコブの仕草が印象に残った作品でした。