女性専用車両に乗り込むおっさん、構図としては現代のローザ・パークスなんだけれどいまいち賛同する気になれないのはおっさんの持つマイナスイメージのせいだろうか。ローザ・パークスが公民権運動の旗印になったのは彼女がマイナス要素のない模範的市民だったからという話も聞いたことがあるし、世の中は世知辛いのじゃ。
女性専用車両が出来たのはつい最近だけれど、15年くらい続いているから物心ついた頃からあって当然のものって捉えている人も増えてるんだろうなと。以前の状態に戻るのと特権を取り上げられるだと反発の度合いも違って来るんでしょう。
この手の女性優遇施策に不満が出てくるのって、女性が社会的弱者であるって社会通念が崩れてきているからで、男女同権社会に進んでいるいい兆候だと思うんだけれどなあ。