岬ちゃん早く来てくれ!

学校出てから十余年、今じゃワープア低賃金。

簡単にできないことを簡単にできると書く。

 缶詰があれども缶切りがない。今どきプルタブもついてない缶詰なんて……

 100円ショップは遠いし、コンビニだと割高で使用頻度を考えるとわざわざ買うのもなあと思うわけです。

 なんとかならないもんかなと検索してみたら「缶切りなしで簡単に開ける方法」が幾つか見つかった。

 一つ目はコンクリートに缶詰を押し付けてひたすらこするという方法。なるほど確かに理屈はわかる。けれどもこれを行うには平たいコンクリートを用意する必要があるので”簡単”ではないでしょう。平たいコンクリートを常備している家庭は缶切りのある家庭よりも少ないと思うし。

 二つ目はスプーンを使って缶詰の蓋を切る方法で、スプーンなら持っているし室内で完結できそうなので一見”簡単”に見える。しかしこちらも簡単には行えない。削るための道具ではないスプーンで金属を削るのはかなりの重労働だからだ。それにスプーンが傷ついて削り粉も出ちゃうしね。

 

 結局缶詰を開けるためには缶切りを買うしかなさそうなのだ。

 簡単という言葉は特別な道具やスキルを必要としない事にしか使っちゃいけないわと思う日曜の朝でありました。