岬ちゃん早く来てくれ!

学校出てから十余年、今じゃワープア低賃金。

NINJA GAIDEN Σ PLUS 感想

ヒーローモード→ノーマルとクリア。
一周目はほぼガチャ操作だったが二周目になる頃にはハヤブサの操作に慣れて狙ってコンボを決められるようになった。

敵はノーマルでも強い、こちらの攻撃はガードや回避されるので漫然と切りつけるだけだとなかなか当たらないし、敵の攻撃も激しい。
油断すると雑魚でもごっそり削られてしまう。
ガードばかりしていたらガード不可攻撃で削られる、裏風(回避)も万能ではない、タイミングよくジャンプして避けないといけない攻撃もある。
でも敵のパターンを覚えて隙をつき、うまく攻撃を当てて倒す事ができれば気持ちがいい。
戦闘も壁走りしたり三角飛びしたり敵の頭を踏んづけて上から切りつけたり、いろいろな武器に首狩り投げや飯綱落としなどバラエティに飛んでいて色々狙ってみるのも楽しい。
敵の攻撃も予備動作があるので理不尽な攻撃は一部のボス以外はほどんど無かったように思う。

海外で絶賛されるだけあって面白いゲームだが細かいものから大きなものまであらも多い。

まずハヤブサの移動はアナログ対応していないのかやたらカクカクしていてなめらかな移動ができない。
移動できるのは前後左右と斜め45度だけに感じる。

DMCベヨネッタなど、この手の3Dアクションにありがちだがカメラがかなり酷い。
あさっての方向を向いたり、戦闘中に突然180度視点変更するなどが頻発する。
特に狭い室内での戦闘はカメラがくるくる動いて戦いづらい。

ニンジャガは能動的なロックオンシステムがなく、ソフトが自動で攻撃対象を決める。
つまり攻撃ボタンを押すと自分の向いている方向ではなく近くの敵のどれかに向かって攻撃するのだが、これがどうにも精度が悪い。
こちらの意図した方向に攻撃してくれない、ハヤブサの目の前にスキだらけの敵がいたとしても別の方向を攻撃してしまうのだ。
別な敵に攻撃が当たるのなら救いがあるが、誰もいない場所を攻撃して空振りする始末。
その上、意図してない方向へ攻撃した時にカメラもハヤブサの移動に合わせて視点変更するので、直後の状況を判断するのが難しくなる。

このゲームはハヤブサを操って敵を倒すのが魅力なのだがやたらアドベンチャー要素が多い。
適当に道を進んでいればなんとかなるとはいえあっちへ行ったりこっちへ行ったりさせられる。
一周目は攻略サイト等を見ないで進めていたためやたらと時間がかかってしまった。
操作性やカメラワークの悪さも相まって、戦闘もないただの移動はストレスが溜まるばかりである。
このゲームはアクションゲームなのでアクションが難しい・敵が強いならやりごたえもあるが、扉の鍵を探すのに時間をとられるのは辛い。
この作品は1作目なので続編で改善してるのかもしれないけれど。

ゲーム中強制的に使わされる弓だがこれも使いづらい。
バグのせいか弓を装備して画面をタッチしても射撃モードにならずただの主観視点に変わる事が多々あった。
敵の攻撃を避けすきを狙って弓を撃つ、の最中にこれが起こると1ターン無駄にしてしまうので非常に不愉快。

ロード時間、回数もストレスの原因になるね。

主に操作系に不満の残る作品だったかな。
難易度ははカメラとシステムが改善されれば随分楽になる。
弓は活躍する場面がいくつかあったので、ボス戦で強制されなければ欠点も目立たなかっただろうに。

あくまでノーマルモードまでの話だけれど、このゲームは慣れればそこまで難しくはない。
慣れるために死んで覚える事を繰り返せるか?が問題なのかと。
自分が以前Xbox版(360でプレイ)で投げたのもそれが理由だった。
なにせ死ぬことのペナルティが大きいからだ。
死ぬと最終セーブポイントからやり直しな上にロードも長い。
再スタートまで時間がかかる上にセーブポイントからボスまで雑魚戦をいくつか挟むのだ。
リトライ性の悪い死に覚えゲーに耐え切れなかった。

だから今作で取り入れられたヒーローモードは自分のような下手っぴには嬉しいシステムだね。
HPが少なくなると約1分間無敵モードになって攻撃し放題、これでまず死ぬことはなくなったのでさくさく進めることができた。
ヒーローモードでクリアする頃には操作にも慣れて、ノーマルで攻略できるまでになったのだ。

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