偉大なお使いゲー、Grand Theft Auto Vをクリアした。
だいたい一週間程度かかったみたいだった。
グランド・セフト・オートV 【CEROレーティング「Z」】(数量限定特典DLC3種 同梱)
- 出版社/メーカー: テイクツー・インタラクティブ・ジャパン
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: Video Game
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ゲーム内容は過去作とさほど変わっていない。
マップ上に表示されるミッション開始ポイントに近づくと短いムービーが挿入され、目的と目的地を与えられてそれをこなすというものだ。
ミッションは誰それを何処かへ送れという簡単で無難なものから、銀行強盗をしろとかマフィアを壊滅しろなどぶっ飛んだ犯罪行為まで用意されている。
今作の特徴は主人公が3人いることだろうか。
引退したギャングのマイケル、そのかつての仲間だったトレバー、ルーキーのフランクリン。
各キャラにはステータスがあり、初期状態では若いフランクリンは体力があってマイケルは太ってスタミナがないなどキャラ設定に沿っているものの、それを実感することはあまりなかった。
遊んでいるうちにステータスが上がって横並びになるしね。
特殊能力とやらは使い所が難しいので結局活用せずに終わってしまった。
とにかく大きく作りこまれたマップが本作の魅力である。
ストーリーを追っているだけでは訪れることのない場所まできちんと作ってあるのだ。
そして広いマップにはたくさんの小ネタが詰め込まれている。
そのマップ上で盗んだ車で走り出し、ギャングをロールプレイするのがGTAの大きな魅力だろう。
GTA4のストーリーは重い設定と悲劇的なラストだったが、GTA5は比較的明るくハッピーエンドでまとまっている。
ギャングがハッピーで終わるのもあれだが、その他の登場人物も負けず劣らず悪人揃いなので違和感は少ない。
不満点を挙げるなら馬鹿ゲーから抜けだそうとしている割に、ゲームシステムが馬鹿ゲーのままであることだろうか。
このゲームは大雑把にどっかんどっかん遊ぶのが楽しいのであって、華麗なドライビングテクニックも精密な狙撃も披露する仕組みにはなっていない。
今作ではミッションに金銀銅の成績がつくようになったが、大雑把に遊んでいると銅ばかりで遊び方を強要されているようだった。
反面前回オミットされた戦車が復活していたりわからないもんである。
戦車に乗れるのはたのしいけどさ。