損保ジャパンが不誠実な態度を告発されて炎上していた。10:0の被害者に対して納得できるだけの金額を提示できなかったとか。
この手の問題がこじれるのは修理金額とその車の時価総額の安い方を基準に支払うという経済的全損の考え方や10:0の場合被害者側の損保会社が出てこないので舐めた態度を取られがちという理由もあるそうな。
また保険会社内規に従って出てくる事故車の時価が現実の相場を反映してないことが多いという理由や、そもそも目一杯値切って泣き寝入りを狙ってくるという話もあるようで、それを覆すために弁護士を立てたり訴訟を起こすのは一般人には難しいというのも揉める理由なんだろうなあと。また加害者側有利に偏った日本の司法制度の問題も事を難しくしている原因なんだろう。
この話に対するネット上のやり取りを見ていたのだが、経済的全損を知らない人、知っているけれど保険屋が相場以下の金額を提示してくる事まで思い至らない人、訴訟コストを無視して文句があるなら訴えればいいと賢ぶる人がいて中々カオスであった。