岬ちゃん早く来てくれ!

学校出てから十余年、今じゃワープア低賃金。

今年も岬ちゃんは来なかった。

 今年は敗戦処理みたいな仕事が多かったように思う。おそらくは来年も。目端の利く人間が飛び立って行ったり、過酷な労働で倒れていく人間がいたりとアベノミクスの恩恵は社会の底辺にはなかなか降りてこないのだ。

 先日年末調整の結果、雀の涙のような還付金が帰ってきた。保険やマイホームを持っている余裕のある人にお返しする素晴らしい制度らしいのだけれど、貧乏人には縁のない話である。この用紙で確定した年収がわかるのだけれど、はっきり金額で示されると改めて自分が貧困層だということに気付かされる。数値で示されると絶望するって似たような話を昔子供向け漫画で見たような気がする。

 

 今年はあまり新作アニメを見なかったな。話題になってたポプテピピックは途中で脱落したので、通しでみたのはゆるキャン△くらいだ。疲れた頭にはきらら系の日常アニメがいい。serial experiments lainも久しぶりに見たけれど、玲音が可愛い以上の感想が出なかった。あの頃のアニメはストーリーをぶん投げる内容が多かったように思う。エヴァの影響かな。それを受けて文才と情熱のあるオタクどもが立ち上げた考察サイトを読むのが好きだったけど、最近はSNSでバズるネタが人気のようで。

 

 来年は少しは良いことがあるだろうか。自動車を手に入れて遠出できるようになりたいな。無理だけど。