岬ちゃん早く来てくれ!

学校出てから十余年、今じゃワープア低賃金。

2018/09/24の日記

 パワプロに一時期ハマっていた時期があって、ハードは64だった。まだ松井もイチローも日本にいた頃で、清原もスタメンだ。

 おそらく実際の成績で能力差を決めていたのだろうけれど、実名で使っているにもかかわらず選手によって露骨に差がついていた。例えば大魔神佐々木はフォークボールの性能が高かったりしたので記憶に残っている。有名じゃない選手はそれなりに。

 ペナントレースと同じ試合数をこなすペナントモードと1試合限定のフリーモード、それと自分の選手を育てるサクセスモードなんてのがあったかな。

 今じゃめんどくさくてやってられないけれど、ペナントモードは選手の体調の波があったり各タイトルを競い合うことができたりとなかなか凝った内容だった。サクセスで育てた選手でホームラン王を目指すのに熱中していた覚えがある。

 サクセスモードもすぐにレギュラーになれるけど他の選手が弱い弱小校から、周りが強いけれどスタメン争いが熾烈な名門校まで選べたんだっけな。サクセスモードは卒業時にドラフト指名されなければその選手がパーになっちゃうんでとにかく試合に出れる弱小校を選んでた気がする。

 まんべんなく能力をあげようとするとどれも中途半端になってしまうので、最終的にはパワーだけ強くてほかはさっぱりなバッターや、直球の速さはすごいけれど変化球が苦手な投手の2パターンを育てて楽しんでいたな。

 面白いのがセーブがオートセーブ制なので、嫌なイベントから逃げられないところ。例えば負け試合にうんざりして電源を切ってもしっかり保存されていて、次の起動時にゲーム内では敵前逃亡した卑怯者ということでペナルティを食らってしまうのだ。

 めでたくプロになれたサクセス選手は保存して他のモードでプロ選手と対決させたりできた。その際にウグイス嬢に読んでもらう名前を登録できるんだけれど、当時の合成音声だと残念なことになっていた覚えがある。

 

 このゲーム64の3Dスティックとの相性が良く、カーソルの移動がスティックの傾きと連動していた。スティックを右下に傾けているとカーソルも右下の位置になるのだ。なのでボールを投げるときにアウトローに合わせていたカーソルを一気にインハイ等にずらすことでバッター側を撹乱することができて面白かったし、バッター側でもコース読みが外れても反射神経次第で対応できる楽しさがあったのだ。

 このあと調子に乗ってPS版で出たパワプロも買ったのだけれど、そちらは十字キーを押すとカーソルが徐々に移動する仕様で、上記の様な楽しみ方ができずあっさり投げ出した覚えがある。今はどうなってるのかね。