キックスターターで資金調達に成功したことで話題になったこのゲーム。その後開発が難航し、延期に次ぐ延期でとうとう3年かかって発売されたのが本作。
ロックマンの精神的続編を売りにしただけあって基本的な骨組みはそのまんまロックマンでした。
ロックマンと大きく違うのは通常攻撃で敵を弱らせて、ダッシュ体当たりでとどめを刺すという基本ルールでしょうか。特に制約の無いダッシュの存在もあってスピーディなアクションを楽しめます。
Mighty No.9の売りはこのシステムに集約されるわけですが、煮詰め方が足りないかなと感じる点が多々有りました。
通常攻撃で敵を弱らせると色が変化して体当たりOKだよってなるわけですが、この色が敵の基本色と被っていて変化がわかりづらい時がありますね。
またボスの場合はダメージ蓄積→素早く体当たりでダメージ確定だったりするのですが、体当たりOKの段階でボスがプレイヤーの行動範囲外に移動すると蓄積したダメージが解消されてしまうというのも疑問符でした。これは体当たりOKになるラインがわかりづらい+こちらの攻撃が届くターンが短いのが原因なので、ボスのHPゲージにラインを引くなどのサポートがあればよかったんですけどね。
荒削りながら面白いゲームだったと思います。続編に期待したい所ですが続編出るんですかね。