岬ちゃん早く来てくれ!

学校出てから十余年、今じゃワープア低賃金。

その先がわからない。

 その本を読んだ頃はまだラノベという言葉が定着していなくて、子供向けの小説はジュブナイル小説なんて呼ばれていた。

 内容は中学校だか小学校だかに美人で男まさりな女の子が転校してきてワルガキたちのガキ大将になるって話。突飛な設定が無いだけで今のラノベとそう変わらないね。

 んで女の子に引っ張られるワルガキは面白くないわけ。だから仕返しに溶ける水着を着せて恥をかかせてやれって展開に。

 まんまと罠にかかった女の子が溶ける水着を着て水に浸かって……って所までしか読んでないわけね。一番いい所で私の記憶は終わってるのよ。

 何かの理由で行った遠い場所にある公民館の児童用図書室で読んだ本で、タイトルも覚えてないから後から探すのは不可能だったのが悔やまれる話。上に書いたのだってどこまで正しいか自信がないしさ。