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岬ちゃん早く来てくれ!

働けば自由になる

Wonderful 101をクリア。

 WiiUゲームパッドを活かしたゲームを作るのは難しい。このゲームもWiiUゲームパッドを使った新しいゲームを作ろうと挑戦し、散っていったゲームの一つだ。

 Wonderful 101は最大100人の仲間を引き連れた戦隊ヒーロー「ワンダフル ワンダブルオー」を操作して地球侵略を企む「ゲスジャーク」と戦うゲームである。ゲーム内の100人に操作するプレイヤーを加えてタイトルの101になるそうな。

 なぜたくさんの仲間が必要なのか?それは主人公たちの持つ特殊能力「ユナイトモーフ」のためだ。ユナイトモーフとは一定数以上のキャラクターが寄り集まって巨大な武器や道具に変形する技である。

 ユナイトモーフを発動させるにはどうするのか?ここでWiiUゲームパッドが登場する。ゲームパッド内の画面に線を引くとそれに合わせて隊列が変形し、その形に従って対応するユナイトモーフが発動するのだ。

 ところが隊列変形指示を出している時もゲームにポーズがかからず進行したままなため、パッド画面に視線を移すと直後の状況判断に戸惑ってしまう。また隊列の形だけでなく向きも調整する必要があるので、メイン画面から目を離して図形を描くのは難しい。

 そこで「図形くらい手探りで描けばいいじゃないのか?」とメイン画面を見たまま手探りで書くようにしてみた。だがパッド画面には何故か「クイックヘルプ」だの「隊員の詳細データ」を見るボタンが配置されているので手探りだとそれらに誤爆してしまうのだ。その上クイックヘルプ等は開いてもゲームにポーズがかからないというおまけ付きである。

 しかたがないので右スティックを使った隊列操作に落ち着いたのだが、今度は描きたい図形を描けないという問題に突き当たる。敵が隙を見せたから効果的な武器に切り替えて追撃したい時、敵の攻撃モーションに合わせてそれを受け流せる武器に切替えたい時に狙った図形を描けないのは非常にストレスが溜まるのだ。

 

 ゲームパッドの使い方は他にもあって、例えばヒーローたちが屋内に入った時、メイン画面には外の風景が表示されてパッド画面に屋内が映される。その時プレーヤーはパッド画面を見ながら屋内で活動するのだ。パッド画面はジャイロカメラになるのでとても見にくいのだが、それだけなら我慢もできよう。ただ外の情報を見ながら屋内で対応する行動を取らなければならない場面などは2画面を同時に見なければならず、私にはとても慣れる事ができなかった。

 

 このゲームは味方だけで最大100人というたくさんのキャラクターが表示されているせいで画面がごちゃごちゃとしている。その上に派手なエフェクトがかかるため「自分がどこにいるのかわからない」「自分が何をしているのかわからない」「敵の攻撃モーションが見えない」という現象がよく起きるのだ。

 大雑把なゲームならそれでもいいのかもしれないが、できるだけ敵の攻撃を受けずにコンボを繋ぐ事を求められるルールでこれは困る。何故だかカメラが近くに寄りたがって全体像が把握できず、「画面外から敵の攻撃が飛んでくる」が頻繁に起きる事もイライラに拍車をかける。

 

 また非常に不親切な事も気になる問題で、2周目からが本番と言うべきかネット検索必須と言った内容である。なにせユナイトガッツ(防御)もユナイトスプリング(回避)も重要な操作なのに初期状態では使用できず、ステージクリア後にアクセスできるショップの販売品扱いになっているほどだ。その他重要な情報もゲーム内で語られない事が多い。

 それでも遊んでいるうちに操作には慣れ、ロックされてる技は開放されていくので通常戦闘に関しては楽しめるようになっていくのだが、後半になるにつれてシューティングやロボットボクシングやらのイベント戦闘が増えていく。これらはつまらないの一言で終わる内容である。

 

 不満ばかり書いたのだけれど良い点もある。複雑なルールは単調な戦闘になることを防いでいるし、ストーリーは多少冗長ながらも決め所できっちり盛り上げる。けれども様々なストレスが積み重なるのでモヤモヤを抱えながらのゲームプレイであった。