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ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

 ゼルダは幾つか遊んでいるのだがあまりいい思い出はない。ストーリーを進めて行くうちに詰まっちゃう事が多いんだ。昔のゲームはヒントもなければガイドもない、説明書がなければ基本操作すらおぼつかないゲームが多かったからね。ゼルダみたいな謎解きアドベンチャーと相性が悪かったんだろう。昔は理不尽な謎解きも多かったしさ。今ならインターネットに頼ることもできるだろうけど。

 そしてこのゼルダ、昔ながらの見下ろし型ゼルダである。以前ニンテンドーダイレクトで紹介されていたもののグラフィックがあまりにしょぼく、そして前作神トラ1をやっていないので最初はスルーするつもりだった。……のだが買ってしまったのは二本で一本キャンペーンのためである。さすがは任天堂、商売上手だね。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

 

 んで遊んでみるもキャラデザに慣れない。今回のリンクはリアル頭身リンクの精悍さもなければ猫目リンクの愛嬌もない。ゼルダ姫のマンガチックな美少女フェイスも三頭身にマッチしていない。名前は忘れたがイケメン賢者も三頭身のおかげで気持ち悪くなってる。

 今回の目玉は壁画アクション。これは壁に張り付いて壁沿いに移動できる能力で移動だけじゃなくボス戦での緊急回避にも使えたりする。ただ進める場所に制限があって、思ったほどいろんな場所に行けたりはしないのが残念。ちなみに壁画の最中は見下ろし型2Dじゃなくて3Dっぽく見えるんでなかなか面白い。壁画のデザインはデフォの姿より好き。センスあるよユガ。
 もう一つの目玉はレンタルアイテム制度だろう。これまでストーリー進行とともに手に入れていたアイテムがルピー(お金)を払うことで序盤から使えるようになっているのだ。これによって「攻略に必要なアイテムの手に入れ方がわからない」というゼルダの詰み方が消える。(そこまで難しい仕掛けはないが)わからなければアイテムを全て借りて一つずつ試せば何とかなってしまうのだ。
 アイテムには死んだら返却して借りなおしというペナルティがあるものの、それを見越してか大量に手に入るルピーや易化した難易度がペナルティの存在を薄めている。なおゲームが進むとアイテムを買い取れるようになる。買い取ったアイテムは返却不要かつある方法でパワーアップできるのだが、手間の割りに効果は小さい。
 3D液晶機能は常時オンにして遊んだ。高低差が重要なこのソフトと相性がいいね。細かいことだが「この敵は高い所にいるから攻撃が当たらないな。」がビジュアル的にわかるのは面白い。
 難易度は非常に簡単。一周したけれどゲームオーバーは「死んだらどうなるの?」でわざと死んだ一度きり。ライフ関係だけでなく、謎解き部分もかなり簡単になっている。簡単なら簡単でもう少しボリュームがあってしかるべきだと思うのだが……ともかくあっという間に終わってしまう歯ごたえのなさは気になった。まあ子供向けってことなのかな。ゼルダのお約束やゲームのお約束を知らないと苦労するかもしれないし。
 私は使う気にもならなかったので詳細は不明だが、今作にはゲームコイン(3DSの万歩計機能でもらえるコイン)を支払うことでヒントがもらえるらしい。そんなお助け機能をつけるならもっと難しい謎解きを用意してもよかったんじゃないかな。最近の任天堂は対象年齢を下げすぎてるきらいがある。そのくせタイトルは20年前のソフトの「2」なのがチグハグな感じ。
 一周クリアすると敵が強くなったハードモードが解禁される。しかしゼルダはアクションが面白いわけではない。むしろアクションゲームとして見ると微妙なゲームだろう。このゲームはアドベンチャーゲームだ。一度解いた謎を二度続けてやっても面白いわけがない。私がゼルダに求めている難易度の上げ方は敵の攻撃力が上がることじゃないのだ。
 
 謎解き系のゲームはよっぽどのことが無い限り周回しようとは思わないので一回で満足させてほしいものなのだが……このソフトはストーリーやグラフィックで魅せるゲームではないので、ボリュームの無さや歯ごたえの無さが余計に気になる。けしてつまらないゲームではないのだが、4千円の価値があるかは微妙だったという感想。
 マリオも難易度を下げたり初心者お助け要素を突っ込んでるけれど裏面のスターロードは難しいからね。だれにでもエンディングを見せないといけない縛りがあるのなら裏面作ればよかったんじゃないかな。ハードモードなんかじゃなくてさ。