岬ちゃん早く来てくれ!

学校出てから十余年、今じゃワープア低賃金。

さよなら海腹川背を遊ぶ。

アーカイブスで買った海腹川背・旬が面白かったので期待していた最新作。
特典サントラ付いてきたけどCDドライブ持ってないから聞けないや。

グラは随分良い方に変わったね。あまりグラがどうのこうの言うゲームじゃないけどさ。
敵キャラは塩ビのおもちゃみたいな質感になってる。
でも3D映えするように作ってあるにもかかわらず、3Dをオンにすると露骨に処理落ちしたのが残念だな。

今作は遊ぶステージを自分で選べるようになっている。
別のゲームで例えるとスーパーマリオブラザーズ方式からスーパーマリオワールド方式になった。
残機を気にせず死ねるのはストレスはたまりにくい。死にまくるのは置いといて。

デフォの操作だとLRが遊んでるのでクラシック操作にしてみる。
クラシックだとLRがそれぞれ斜め上にルアーを飛ばすようになるのでこれは旬に近い。
キーコンと言えば「真上に投げる」を独立したボタンに配置できるようにして欲しかった。
あると便利だと思うなんだけどなあ。

全体的に難易度を下げたらしい今作。
確かにルアーがビヨンビヨン伸びてやりやすくなってるような。
特に垂直上りがやりやすくなっているね。
川背さんの動きがゆっくりなので入力タイミングも緩くなってるのかな。
そしてダウン状態からルアーを投げることが出来るようになるまでの時間も短くなっている。

またランダムに出現するタニシが居なくなっているね。
ついでに言うと倒した敵も基本的には復活しないようだ。
このへんのストレス要素を取っ払ったのは改善点だろう。

お助け機能としてモーションストップとリスタート、スローが用意されている。
モーションストップは斜め下方向へルアーを飛ばしたい時に便利だな。
移動の最中にとっさの判断でタイミングよく止めて……って使い方にはむいてないけど。

今作では従来のロケットの操作が廃止されている。
旬でたくさん練習したのにパーとは悲しい。
けれどもロケットは必須テクニック、使わなければクリアできない場所がある。
代わりに「地面にルアーを引っ掛けて左右に動いてエネルギーを貯めてダッシュ」とか「引っ掛けたルアーを伸ばしてから巻きとる」の方法が用意されている。
開発者インタビューによると、かつてのロケットの操作は難しいので簡単にするためにやり方を変えたそうな。
かえって難しくなってるような……

ゲーム内容は大きく変わってなくて、現代に合わせて親切な機能を搭載した正統進化の作品。
ルアーを操ってターザンのようにピョンピョン進む時の爽快感や、難しいステージで何度も死んで腕を上げてクリアした時の達成感はなかなか他のゲームでは味わえない。
私が下手なのもあるけど難しいところだと100回単位で死んでるから。

とりあえずの目標は全ドア全リュック。
面白いゲームなのでさよならと言わずにまた返ってきて欲しいもんだ。

さよなら 海腹川背 (特典なし)

さよなら 海腹川背 (特典なし)