クラブニンテンドーの2本で1本プレゼントキャンペーンで貰ったこのソフト。
評判がいいのは聞いていたんだけどなぜだか買うのを躊躇していた。
あの時買わなくて正解だったな。
内容はシューティングゲームなんだね。
空中戦は奥スクロールシューティング、地上戦はTPSみたいな感じか。
ストーリーモードはほとんどの章が空中戦と地上戦のセットで一つのステージになる。
操作はピット本体の移動を左スライドパッド、照準や視点操作をタッチパネルをペンで擦ることで行う。
そして射撃はLボタンだ。
3DSを左手で支えながら、支えているその手でスライドパッドやLボタンを押すことになるので少し不安定となる。
パッケージ版だとスタンドが付属していたのにも納得だ。
右手はペンを持ちながら下画面を擦る。
Wii U GamePadアクセサリー3点パック (WUP-A-AS04)
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2012/12/08
- メディア: Video Game
- 購入: 7人 クリック: 19回
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私は上のWiiUのアクセサリーセットについていたタッチペンを使ってプレイした。
3DS付属のタッチペンに比べて太くて持ちやすい。
タッチするのは下画面だがメインは上画面だ。
下画面を擦る事で上画面に表示されている照準や視線が移動する。
感覚的にはノートパソコンのタッチパッドを使っているような感じだ。
さて指の可動域に限界がある以上、タッチパネル全体を使ってペン先を走らせることはできない。
私の場合ペン先を移動できるのは一度にせいぜい2センチ程度だ。
これだと照準や視線を大きく移動させるには距離が足らないので、ペンを擦っては戻し擦っては戻しを繰り返すことになる。
そして咄嗟の照準合わせが間に合わない時があったな。
あと指が数ミリ動いてくれたら……って場面が何度もあった。
奥スクロール面の場合は画面の端から端までの照準移動なのでまだマシだが TPS部分はもっと辛くなる。
敵は360°飛び回るのでそれに合わせてペンを走らせなければならないから。
地上戦はスライドパッドを勢い良く入力することでダッシュとなる。
なおダッシュ開始時は敵の攻撃を回避することもできる。
回避中に射撃することで強射撃になり、これは回避と合わせてゲーム攻略において重要な要素になる。
片手で支えているので勢い良く入力するというのがなかなか難しかったのだが、まあ慣れることはできたかな。
これに加えてタッチペンエイムも併用しなければならないのが大変だ。
この辺りの操作性の悪さはスタンドがあれば解決できるのかも……
空中戦では全体攻撃(いわゆるボム)使用ボタンが、地上戦ではアイテム使用ボタンが下画面左下に存在する。
このボタンを押す時はわりとしっかり見る必要があるのが困り者。
メインである上画面を視界から外す事になるからだ。
グラフィックはきれいだね。あくまで3DSにしてはだけれど。
敵キャラはシンプルな造形が多かった。
背景とかでかいボスキャラは頑張ってたね。
空中戦の背景は素敵。
ストーリーモードだけど驚きの大ボリュームだった。とにかく長い。
ストーリーの流れ的にもプレイ時間的にもそろそろ終わるかなって予想してたところからぐんぐん話は伸びる有り様。
物語自体はちょっと中だるみ気味だったけど。
長いストーリーの各章にフルボイスで会話劇がくっついてるんだから更に凄い。
会話劇はこちらがピットを操作してゲームしてる時にピットやパルテナ、敵ボスやその他の神々などのキャラクターがコミカルな会話をするというもの。
内容はコロコロコミックとか名探偵コナンのようなノリで、聞いていて辛いところもある。
子供向けのゲームを大人がやるのが悪いのだが。
あと個人的過ぎる事なんだけど主役のピットの声が好きになれないんだよなあ。
難易度は細かく分かれていて、ゲームを続けるうちにおすすめの難易度を向こうが判定して教えてくれる。そこから上げるも下げるも自由だ。
このお勧め難易度ってのが絶妙で、易し過ぎず難し過ぎずのラインを見極めてくれるのが素晴らしい。
難易度が上がるとスコアが大きくなり、ランダムで手に入る武器が強い武器になりやすくなる。
徐々に難易度を上げながら強い武器を手に入れていくというのも楽しみ方なんだろうか。
ただそれをするにはゲームの一区切りが長いように思う。
一つの章をクリアするのに10分20分かかるからねえ。
ただでさえ奇抜な操作法のため疲れやすいこのゲームだから繰り返し長時間ってのは向いてないな。
BGMはあまり耳に残らなかったな。
なにせキャラクターがずっと喋ってるもんだからBGMまで聞いていられない。
クラニン特典のサントラ注文しようかどうか考えてたけどやめとくか。
空中戦と地上戦だと空中戦のほうが楽しい。
使用できるボタンが少ないので、シンプルなルールのほうが遊びやすいんだ。
地上戦は視線移動がとにかく大変。
でも操作に関する不満はスタンド使うと解決するのかもしれん。
やはりスタンドいるのかねえ。
パッケージ版にはスタンドが付属していたわけで、このソフトにはそれがないと100%楽しめないのかもしれないな。
この内容のソフトをただでもらったんだから800円のスタンドくらい買えよって話だが。